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アースデイとやま の記録

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2004/05/08
カテゴリ: 風子のお話の輪 : 

執筆者: 三谷風子 (1:31 am)
わーい!コーナーもらっちゃった。お話のはじまりはじまり〜

「まーふぁのはたおりうた」小野かおる 作 童話館出版
長崎の童話館は、絶版になった児童書の復刊なども手がけている子供の本の専門店。わたしが日本で一番信頼しているガンコで素敵な本屋さんです。
ですが、見た目地味な絵本で、小さな出版社だからでしょうか、普通の本屋さんに置いてあることはまずない、です。でも読んでほしい。
 県立図書館、婦中町図書館にはありますので、お近くの図書館から取り寄せて借りることができます。

アジアのどこかの国。はたおりの歌声の美しい娘まーふぁ、と水牛飼いの笙を吹く青年あーふぁは、惹かれあいます。ある日、戦争が起きて、あーふぁは戦場へ出て行きます。戦いは終わったのにあーふぁは帰りません。
不思議な歌に導かれて、まーふぁは、ひたすら、誰も見たことがない美しい布を織り続けます。長い長い布が織りあがったその時…

はたおりや水牛という七夕を連想させるところがあるお話ですが、年に1度会えるのではありません。あーふぁは帰ってこないのです。
センセーショナルな場面はありません。たんたんと物語が進みます。アジアの田舎の暮らしが、暖色の土の色の絵の具で描かれていきます。
まーふぁは、あーふぁを想って一言だけあーふぁの名を呼んで絶句します。その沈黙、言葉にならない気持ち。
ひとを恋するってこんな気持ちだった、わたしもそうだった。命より大事なひとを奪われたら、こんなにも痛いのだ。わたしも。イラクの恋人たちも。

この本は高学年のクラスで読むことにしています。始まる時にはざわついていても、読み終わる時にはクラス中が絶句しています。こういうときは、お互いに挨拶もできません。頭を下げてそそくさと教室を出ます。
昔話みたいな、だけど現在の、ラブストーリーでもあって。
おませな女の子たちには十二分に伝わっているようです。
2004/04/27
カテゴリ: 風子のお話の輪 : 

執筆者: 三谷風子 (11:39 pm)
雑記だから、何書いてもいいんだよね。さてと。

アースディの次の日の朝自習の時間に、地元の小学校へ読み聞かせしに出かけました。
今月のわたしの受け持ちのクラスは6年生。いま、国語の時間に6年生は「森へ」星野道夫さんのエッセイを習っているところ。
なあんとタイムリーな!と思って、同じく星野道夫さんの写真絵本「クマよ」福音館書店 をセレクトして持って行きました。
この本は星野さんが撮影した写真とノートをもとに、亡くなられてから作られた絵本です。しぼりこまれた静かなでも熱いことばに、風の音、水の音に混じって、聞こえるクマの息づかい、クマの体温、クマの気持ちまでが伝わる雄弁な写真。「クマよ」を読んでいるとアラスカの森で作者と一緒に、森のどこかにいるクマの存在に耳をすませている自分がいます。